Googleマップの活用法。お金をかけない旅育と受験対策の実例紹介。

Googleマップの活用法。お金をかけない旅育と受験対策の実例紹介。

Googleマップの活用法
今はお金をかけなくても旅ができる時代になりました。
そのために使えるものとして、googleマップがあります。
今回はそんなgoogleマップを使った旅育の紹介をします。
googleマップ自体は利用している方も多いと思いますが、うまく活用できている方は少ないのではないかと思います。
実際私の所に相談に来る方は圧倒的にプリント学習ばかりで、googleマップで遊んでいる方はほとんどいません。

しかしgoogleマップ1つで勉強は成立してしまいます
ファイではプリント学習はほとんどせず、googleマップで遊んでいるだけで社会ができるようになっている子が沢山います。
授業の様子も載せておきますので、どんなことを考え、どんなことを学んでいるのか、ぜひ参考にしてみて下さい。

遊び方の紹介と学べること
googleマップを見ているとき、様々な場所が目に入ってきませんか?
デフォルトではみんなが興味を持っている場所が表示されるようになっていますが、
何度も調べていると、その人が興味を持っていると思われる場所が表示されるようになってきます。
さらに、自分で目的のものを絞って表示させることもできます。

検索機能

お散歩で使う時にオススメしているのが、「史跡」とか「神社」「寺」「碑」「公園」「博物館」といった調べ方です。
意外と身近にありますから、適当にお散歩コースを決めるのに最適です。
ファイの子も道端で見つけたものを、よく写真に撮って送ってきます。
そこから学ぶものは、授業で習うものと違って、一発で覚えられることが多いので、ぜひ気になったら写真を撮る習慣をつけてみて下さい。

航空写真
航空写真にすると、名前は載っていないけれど、気になるものが出てきます。
「なんでこんな形しているんだろう」とか、「この道はどこにつながっているんだろう」とか、
調べると意外と由来が発見できますし、延々と道を辿っているだけでも面白いものです。
地図に残っている歴史の名残も見つけることができます。

ストリートビュー
そしてストリートビューにすると、街中を歩くこともできます。
最近ではユーザーが撮った写真も見られるようになっているので、googleカーの写真よりも高画質なものもあり、
さらに観光地の中に入り込んだ写真も豊富にあります。
そのため、資料集などで撮られている写真のフレームの外がどうなっているのか、位置関係はどうなっているのか、など知ることもできます。

また、地理としての知識はもちろん、背景を考える思考力が身に着きます。
どうしてこうなっているのか、はその街の気象や状況、歴史から作られるものです。
そのため、こうなっている理由を考える力が身に着きます。

ファイで用いているように、クイズとして使用すると、これらのことを総合的に考えながら、自然と思考力を育てていくことができます。
地理で用語が覚えられないときには、その場所を一緒に歩いてみて回ることで、忘れにくくなります。
その際、子どもがどういうところに着目しながら見ているのかも分かってきますので、机上の勉強もそれに寄せていくことで、効率よく学習が進められます。

正しいものを教えようとする必要はありません。
自由に色々と考えて、推測し、見比べながら確かめてみることに意味があります。

ファイのブログには、無料で使えるオススメビューポイントのリンク集を作ってありますので、そちらも併せてご活用下さい。

保存機能・マイマップ
Googleマップには、調べた場所を保存しておく機能もあります。
その機能を使えば、いつでも気になった場所にアクセスでき、さらに共通するものを表示してくれるようになります。
マイマップという、オリジナルのマップを作る機能もあります。
ファイではこの機能を用いて、受験に出てくる場所のプロット、旅育で子ども達が興味を持っていた場所などをプロットした地図を作っています。
こちらも無料公開してありますので、併せてご利用下さい。

意外と人気なのが、ディズニーミッションマップです。

旅行プランの作成
旅行プランを立ててみるのもオススメです。
家から出発して、何時にどこへ行くのか、費用はどれくらいかかるのか。
概算だけなら全てGoogleマップで完結してしまいます。
こうすることで、計画性も身に着きます。

グーグルアース
航空写真を用いた、移動に特化したマップです。
まるでドローンで撮影しているかのような映像を、自分でつくることができます。
もちろんただ見るだけでも十分楽しめます。

試してみて欲しい力
地理の力がどれくらいあるかを調べる方法を1つ紹介しましょう。
「日本に遊びにきたお友達に、あなたが住んでいる街を紹介して下さい」
というお題を出したときに、どれくらい説明できますか?

受験コースの子に出すお題ではありますが、地図をみて、散歩して歩き回っている子は、街の特徴をいくらでも説明できます。
そしてそういう子は地理の勉強も、うまく知っていることとつなげながらできるので、
スムーズに理解していきます。

郷土料理でつなげた子もいますし、仮想旅行でつなげた子もいます。
サッカーチームでつなげている子もいました。

大切なのは、何か軸となるものがあるかどうかです。
その軸になりうるものを見出すことができれば、それに沿ってGoogleマップを活用するだけで、
ガリガリ勉強しなくても、簡単に点が取れるようになってきます。

何度も解かせているのに、すぐに忘れて点にならないという方は、ぜひ試してみて下さい。
ハマると遊んでいるだけで地理ができるようになってきますよ。

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