ファイの受験対策、テスト対策の方法
先ほど、受験のため、テストのための勉強はさせない、とお話しましたが、現実問題として、受験やテストは付きまといます。
それに対してどんな指導をしているのかをお話致します。
結論から申し上げますと、ファイとしてやらせるつもりがないだけで、子どもの方からやりたいというなら、応援します。
「どこどこ中学に行きたい!」
「何点取りたい!」
そういうのは大歓迎です。
こういうときは、そのためにはどうするか、をアドバイスしていきます。
例えば、
-
A中学校の受験で、算数は70点を取りたい!
と相談されたとしましょう。
この場合、一般的には塾が戦略や対策を教えて、「こうやって勉強しなさい」と指示を出してしまいます。
しかしファイでは、どうやって70点取る戦略を立てるか、私がどうしてそういう戦略を考えたのか、を伝えていきます。
これにより、子どもは
-
こうやって勉強しようと思うのですが、どうでしょう?
という感じで、自分の考えを話してくれるようになります。
それに対してアドバイスをして、修正して、勉強していく、という形を取ります。
もし自分が言った通りできなければ、どうしたらできるようになるのかを考えてもらい、傾向と対策についても、子どもの考えに対してアドバイスをする、という形をとります。
もちろん子どもが自分で気付かなければ意味がないので、「こういう問題の出し方をしている」とか「こうやって勉強したら解けるようになった」という気付きを得やすいように誘導はしていきます。
もし気付いてくれなければ、別の方法で気付いてもらうように考える、という形を取るため、私の方から戦略や答えを話してしまうということはありません。
「やるならアドバイスするよ。でもやらなくても全然構わないよ。」
あくまでそういうスタンスです。
ちなみに大手で10年連続で実績1位を出していますので、分析と戦略については、その辺のプロ講師レベルでは相手にならない、と自負していますのでご安心下さい。
また、私はその学校に進学したとしたら、どのような授業をして、どんなテストをやっていくのかを調べ、どういう勉強スタイルを身に着けていれば有利になるか、を考えます。
例えば、通学に時間がかかることがわかっている場合、通学時間を有効に使える勉強スタイルを身に着けておいた方が、進学後に有利になりますよね?
-
このように、進学後に必要となる勉強スキルを身に着けさせていく中で、志望校が必要としている考え方や学力に近づけるようになることを目指しています。
そのため、直接的に受験に出るところを集中して合格を狙う塾とは根本的に異なり、たとえギリギリで合格したとしても、進学後に伸びていけるスキルを身に着けられるようになります。実際ファイではほとんどビリに近い順位で入学したのに、卒業時には上位に入っている子が少なくありません。
これについてはサクセスストーリーとしていくつか紹介していますので、ぜひご覧ください。